道路と車

  • 乗用車といえば、社長と専務が乗っているアメ車、尾羽が高くならない前のおとなしい姿のキャデラック高級車である。それとても、今思えば中古のボロだと思うが、フロントガラスが破損して取替えに5万円かかった。その頃の小生の給料が1.5万円にもなっていなかった。
  • 社員が乗る車は、中古のオンボロjeepである。
  • 神戸製鋼灘浜の沖合いを埋め立てて新工場建設に会社を上げて総力集中していた。
  • 建設機械も含めて輸入車はスクラップとして購入してから工場で組み立てる。シャフトとかホイールはガスで切断されている。これを組み立てて実用にすることは大変な努力と知恵が必要だ。
  • 仕上がったジーゼル車はTD型牽引車である。これに排土板をくっつけてブルドーザーに仕立てる。
  • 2−3台分でやっと1台分が出来上がる。他はパーツとして在庫する。
  • 道路といえばR1(国道1号線)がようやく全線舗装してた頃、走行する車などバス・トラックい以外殆どない。しかも練炭車。煙を吐いて坂道でお客が降りて押す、伝説の話に出てくる、本当の話。ようやくR2(山陽道路)が整備されつつあった。
  • 今のトラフィックから見れば、夢のまた夢である。