二槽式洗濯機

  • わが家は女房の一念でどこまでも二槽式である。
  • 洗濯段階では殆ど付きっ切りで、何かしている。
  • 二槽式の洗濯機は自動洗濯機に比べて単純でボタンも少ない。従って人間がやるべきことが必ずある、それさえ守れば工程は進んでいくようだ。
  • 洗濯機の工程は、沢山ある。衣類を入れる。水を入れる。石鹸を入れる。洗濯の時間を決める。ボタンを押す。洗濯が終われば、すすぎの水深をきめる。すすぎの時間を決める。濯ぎのボタンを押す。脱水槽に濯ぎ終わった衣類を入れる。ボタンを押す。取り出す。どうだ、単純明快。人間は洗濯機に使われているのだ。
  • 洗濯機のやることは、決められたことを決めたれた時間過ぎたら、スイッチを入れる(これも人間がボタンを押すことで代行している)切ることぐらいだ。まったく、単純でバカな洗濯機である。
  • 見事に単純作業である。どうやら、女房殿楽しみながらの洗濯である、いろいろ本日の仕事や娯楽、亭主・家族のこと、考えているようだ。
  • 以前、小型のインコを飼っていたが、水浴びしたいのか、洗濯機の周りを飛び回って、覗き込んでいた。が、終に誘惑から逃れられず飛び込んで溺死した。さらに二羽めも。